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【定点観測】高崎駅前'75vs'06 [高崎エッセイ]

昭和50年5月の高崎駅駅舎です。[ 36°19'21.32"N 139° 0'42.48"E]
手前には駅の旅行センターがありました。NTV系「遠くへ行きたい」の時のスポンサーが国鉄で、「♪駅の旅行センターは、大きな駅の屋根の下〜」というCMソングが使われていて、どういう訳か頭から離れませんでした。この旅行センターでは、ディスカバージャパンのB全ポスターなど販促物をたくさん貰ったものです。全国各地への撮影旅行のチケットもここで購入しておりました。


昔の場所とほぼ同じなんですが、どこにでもある風景になっちまいました。

同じ場所から目を転じると広場を挟んで食堂やらパチンコ店やら雑然とした駅前の風景がありました。やはり、駅周辺に勤務する人達がまだまだ多く賑やかな駅前でした。


どこにでもあるサラ金ビルに占拠されて風情というものの失われてしまった現在の高崎駅前。
今も昔も思うのは、「緑」の少なさです。せっかく再開発が進んでいるのですから、もっともっと緑を積極的に増やして欲しいものです。


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む〜さん

往年の高崎駅本屋。何と云う優美な姿なのでしょう!みんなみんなぶっ壊してしまって、良いのでしょうか・・・・良いんでしょうね。頭の良い、エライ人がやることなんですから。でもね、先人の残した遺産を、金銭の計算だけで壊しちゃって良いものだとは思えません。

駅前ビルの広告、『たかべん』さんも景気がよかったんですね。三菱の『DIATONE』が懐かしいです。大昔、DITONEの六吋半のスピーカを使っておりました。ハイファイではないけれど、聴きやすいスピーカでした。おまけに安いし・・・・。
by む〜さん (2006-07-22 23:11) 

quatre-l

今日も高崎の街を歩いて思いました。ちょっとした横丁の狭い通りに昭和の匂いをプンプンさせる家々が残ってるんですが、住んでる人を含めて誰も「価値」を認めないでしょうね。確かに自分が住んでいても建替えてしまうことでしょう。

今週NHK-hiで放送している「世界遺産フランス縦断の旅」を見てるいると、住民の総意で街の外観を残そうとしているようです。もちろん、歴史的遺産ではありますが、その住民の意識の違いを痛烈に感じます。

大分県の臼杵市に龍原寺(http://www.coara.or.jp/~myks4/otera%2Cno2/sansaku.daitera.html#anchor123292)という古いお寺があり、臼杵を代表する三重塔がひっそりと建っています。私は、ここを通るのを楽しみにしておりました。ところが、ある時このお寺の隣の電気屋さんが店の外観をピンク色!に塗ってしまい、どこから見てもこのお店が三重塔に絡んでしまうのです。あまりの傍若無人さに呆れ果てました。
その後、おそらく周りからのクレームもあったのでしょうか、もう一度塗り替えられたようですが。

この頃、ダイヤトーンは人気がありました。私も欲しかったんです。
by quatre-l (2006-07-23 01:22) 

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