青春18きっぷで 仙崎

みすず潮彩号は、終着「仙崎駅」に到着。
この列車は、約10分ほど停車し折り返し出発してしまう。
そうなると次の列車は、16:07発まで約3時間、ない。
山陰本線長門市駅からたった数キロの盲腸線だが、数時間陸の孤島よろしく鉄路によるアクセスができなくなるのは、いろいろな意味で不安感が残る。

とはいえ、まぁ、これを楽しみにきたわけで、さっそく駅を出て港方向へ歩き出す。


まず目に付いた、というか観察する対象はマンホールの蓋。

こんな感じでした。二見ヶ浦ってヤツですね全国津々浦々にあります。

ネットで検索しアタリをつけていたお店「浜屋」http://r.tabelog.com/yamaguchi/A3503/A350302/35000803/
へ向かうと、そこにはヲバさんたちの行列が、、、。
店内は満席。こりゃダメだなぁ。もとより、こういった人気店は、私向きではないのです。
もちろん、これだけの人気がある店ですから、お料理も最高なんだと思います。

「人知れず、忘れられた茎に咲き、人知れず、こぼれ散り、細かな白い大根の花」

で、港の方へ足を向けるとこれが。


私の嗅覚は、こっちにこそ惹かれたのでした。刺身定食800円ですからね。
で、そっちに向かいます。
空には、山田洋次の演出のようにピ～～ッヒョロロロロ～とトンビが舞っております。
これですよ、これ。今年1月の境港の雰囲気そのもの。鼻がピクピクいってます。


このお店、普段は漁港の喫茶店ですな。
で、お昼には、ここで働いている人たち向けのランチをやってるのですね。


まずは、ビールとお刺身（500円）とイカ焼き（400円）。
隣では、家族連れ6名様がお食事中。
昼間っからビールと刺身でニヤニヤしているオロカモノを横目でみつつ、ひたすら正しい家族の休日を送るヲヤジ。いやいやどちらもシアワセ者なんですよ。お互いに。

さて、ビールも二本飲んだし、ここらでメインディッシュ雲丹定食1600円を所望。
これだ。


隣の家族が食事を終えて出て行くと、それまでおとなしくしていた別のグループ（港で働いている方々）の一人が私に話しかけてきた。「あの～～、カラオケいいでしょうかぁ？」「はぁ」「いいですか？」「はぁ、どうぞ。」

突然、この店はカラオケスナックに大変身。


次から次へ延々とマイクを回し始めた。
こっちもヨソ者ですし、昼間からこういう雰囲気も悪くないし、傍聴者を楽しんだ。
日本海産のモズク酢。

名前を聞かなかったけれど白身の魚のてんぷら（これうまかった！）


約1時間ほどで店を出た。酔い冷ましに港を歩く。

港では、スケッチにいそしむ方々。


ここからバスに乗って長門市駅へ向かいます。


バスは、長門市駅に向けて海沿いを走る。


続く、、、。